盛り付け方を工夫するだけで人が集まり、単価が上がり、ニュースになる。
2017/10/13
こんにちは、サイバーインテリジェンスの渡辺誠司です。
ダガヤサンドウ?って聞いたことありますか?
どうやら、東京の【千駄ヶ谷+北参道=ダガヤサンドウ】というエリアのことらしいです。
岐阜に住んでいる私には関係ないのですが…、
何に興味を持ったかというと、この街全体が「おしゃれに盛り付けられている」ことです。
「ダガヤサンドウ」をネット検索すると、
女子散歩、ブーム先取り、おしゃれエリア、個性派ショップ、というキーワードが目立ちますが、このエリアに出店するためには、誰もやっていないセンスをウリにしないと競争に負けるのは確実ですね。
僕みたいな合理主義タイプは、絶対に手を出してはいけないカテゴリです(>_<)
例えば、あるお店の「チーズキーマカレー」がテレビで取り上げられていたのですが、見た目のインパクトがあるので、情報番組でたびたび取り上げられています。
実際に食べたことは無いので味はどうか分かりませんが、提供価格は1,120円です。
クールに表現したら「白ご飯の上に、ひき肉を盛り付けて、チーズをかけただけ」ですが、その盛り付け方や提供方法を工夫しているからこそ、1,120円で提供できるわけですね。
厳しいことに、今や「料理が美味ければお客は来る!」という時代ではなく、器選びや盛り付け方を工夫しないと評価されません。
盛り付け方が良かったとしても、提供方法が「セルフサービス」だとしたら、1,000円以上で提供できないと思います。
単価の決め手は、原材料費+人件費+固定費という従来の計算式よりも、盛り付け方や提供方法を工夫して「価値」を提供した方が単価も上がり、お店は儲かる!