美学の無い稼ぎ方は自分らしくない。

こんにちは、渡辺誠司です。

 

今日から4月ですね。

4月と言えば、自分の誕生日・・・

 

そろそろ43歳です(汗)

 

何事も、長続きしない性格ですが、

月に一度くらいは、1ヶ月を振り返りながらブログ更新することにしています。

 

この3月の大きな出来事は、

親戚の伯父さんがガンで亡くなったことです。

 

長年、ガンと戦ってきたのですが、

その苦しさから開放され静かに逝かれました。

 

親戚から「危篤」の連絡を受けたのが、ちょうど日曜日だったので、

自分のクルマに父親を乗せて、急いで岐阜市民病院に行ったところ、

なんとか間に合い、亡くなる瞬間を看取ることができました。

 

僕は、人の死とは縁遠い仕事なので、

どうしていいのか分からず、ただ立ち尽くすだけです。

 

伯父さんは、一代で縫製業で成功し、

地元の商工会議所の役員を歴任してきました。

 

また、地元のお寺の改修事業にも尽力して、

自ら多額の寄付を納めて、亡くなる数ヶ月前に改修事業が完了しました。

 

僕も同じ経営者ではありますが、

伯父さんとは器の大きさが違い過ぎます。

 

葬儀では、久しぶりに親戚一同が集まったのですが、

僕が会社経営していることを、あまり知らない人もいて、

 

「あの誠司くんが、会社経営してるの!?」

 

と・・・、とても驚かれ、

今、どんな仕事をしていて、何人の従業員がいるのか、

昔の僕を知っている人たちにとっては、

天地がひっくり返るほどの衝撃だったみたいです(汗)

 

まあ、過去のことは置いておいて、

渡辺家にとっては、僕が「事業で成功する」ことは嬉しいみたいで、

この血筋は商売の家系なんだと感じました。

 

最初は、自分さえ生きていければ良いという考えで始めた仕事ですが、

だんだん考え方が変わって、自分だけ儲けても幸せになれないことに気づき、

人を幸せにすることを通じて、自分も幸せになることが分かってきたのです。

 

大げさな言い方かも知れませんが、

僕が商売で成功することは、親戚の人々にとっても嬉しいことであり、

次なる経営者が育ったことは、渡辺家の誇りなんだと感じました。

 

このブログで詳細は書けませんが、

最近、ある出来事があって、

 

「美学の無い、稼ぎ方は自分らしくない」

 

と、自分の商売のやり方を確信しました。

 

人を苦しめたり、つまらない商品を売って儲けたとしても、

いずれ自分も苦しくなり、自分も幸せにならない。

 

人は誰もが、幸せになるために生まれてきたわけですが、

不幸を望んで生まれてきたわけでは無いにもかかわらず、

なかなか幸せに生きることが難しく苦労しています。

 

そろそろ43歳ですが、

人生の折返し地点は過ぎた?かも知れません。

 

1年を無駄にしないようにしないと、後悔するかも!

 

 

■見事な桜が咲き誇っています。(花粉症でツライ・・・)