集客でお悩みの「女性経営者」の方へ!
2011/01/04
こんにちは、渡辺誠司です。
わたしは起業する直前まで、
ホームページ制作事業部のプロジェクトマネージャーとして、1000社以上のホームページを管理・運営していました。
そこで、いろいろ勉強して分かったことが3つあります。
まず、ひとつ目に…
ホームページを作っても、実際に集客に結びついているサイトは「1割以下」という事実です。
ホームページを作るときは「集客したい」・「宣伝したい」という思いがあって計画をスタートされたと思うのですが、
何らかの理由で、1000社あるホームページのうち900社以上が「集客ゼロ」あるいは「反応ナシ」という結果でした。
これが現実です。
次に、ふたつ目は…
ホームページとブログの役割についてです。
通常、ホームページの制作費は数十万円の費用がかかるのですが、ブログは無料で使えるので誰でもかんたんに始めることができます。
また、ホームページだと記事を更新するのは非常に「めんどくさい」のですが、その点ブログはとても気軽に更新できます。
特に、携帯電話でも更新できるので、わざわざパソコンを開かなくても良いのは便利ですね。
これが日本でブログが普及した理由のひとつだと思います。
しかしその反面、
ブログは「個人的な日記」だと思っている方がほとんどなので、自分の書いた「ブログで集客したい」と思っても、90%以上の方が「集客ゼロ」に等しいのではないでしょうか?
その理由としては、
集客したいと思ってブログを書いているはずなのに・・・
・パッと見ただけでは「何屋さん」なのか判断できない。
・社長さんやスタッフの顏写真を出さない人が異常に多い。
・名前も住所も公開されていない。(ニックネームだけ・・・)
・連絡先として携帯電話の番号しか書かれてない。
もう…
言い出せばキリがないほど、匿名性の高い「日記のようなブログ」が、とても多いのです。
こういう話しをすると「そりゃ~集客できんはずだわ!」と分かって頂けるのですが…
ほとんどの方は「分かっているけど、どうやれば良いのか分からない」というのが本音ではないでしょうか?
結局のところ、ホームページとブログの境界線が無くなっているのですが、結果的に「集客できていない」という事実は変わらないということです。
そして、最後の3つめは…
本気で集客を考えている努力家の方は「ブログカスタマイズ屋さん」に頼んで、見た目の「デザインにお金をかける」方が多いのですが・・・
ブログのトップ画像を変えただけでは集客に結びつかないということです。
これを聞いて、ショックを受ける方もいるかもしれません。
あるいは「わたしはトップ画像を変えたら集客できた!」という方もいると思います。
それはそれで成功だと思いますが、
わたし自身の経験では「デザインを良くすること=集客できる」という仮説には、何の根拠もありません。
これは、極端な例え方で恐縮ですが…
「どこにでも売っているようなジャージを着ている男が、ある日スリムスーツを着たら女の子にもてるでしょうか?」
それは…
もしかしたら“もてる”かも知れませんが、そこには何の根拠もありませんよね。
それと同じだと思います。
この時代では、
きれいなデザインにしたり、可愛くしたり、カッコ良くするのは、特別なことではなくて、ごく「あたりまえ」のことだと思った方が自然だと思います。
それより、人は外見よりも「中身のほうが大事」ですよね。
ホームページやブログでも、やはり中身(コンテンツ)が魅力的じゃないと、結果的に集客にはつながらないのです。
ここまでを整理すると、
まずデザイン的要素として「何屋か一目でわかるようにする」ことです。
これは、ほんの一例ですが、
ところどころに「集客できないポイント」があるのが、お分かり頂けると思います。
とりわけ、ノーマルデザインだと、このブログが「何屋さん」か判断するのは、とても難しいですね。
次は、集客できるだけのコンテンツ(中身)作りとして「買ってもらうだけの証拠を見せる」ことです。
証拠というのは・・・
「お客さまの声」
「お客さまインタビュー」
「購入事例」
「ビフォアーアフターの写真」
「プロフィール」
このような証拠をできるかぎりたくさん載せることです。
ここは「質よりも量」で勝負です。
そして最後に大事なことは、
「グーグルの検索エンジン最適化対策(SEO)を意識してブログを更新する」ことです。
正直、これを理解している方は本当に少ないと思います。
ここが「日記ブログ」と、見込客を発掘する「集客ブログ」の決定的な違いだと言えるでしょう。
1.何屋か一目でわかるようにする
2.買ってもらうだけの証拠を見せる
3.SEOを意識してブログを更新する
この3つのポイントがバランス良く表現されていれば、ブログを通じて集客することは可能だと思います。