「種を蒔いて、育てて、収穫する」農耕型マーケティング
2011/11/14
こんにちは、渡辺誠司です。
そろそろ、11月も半ばですね。
少しずつ寒くなってきましたが、このあたりは、まだ暖かい日が続いています。
うちの父親がやっている畑では、白菜やネギなど季節の野菜を育てているのですが・・・
この暖かさで「葉が開いてしまう~」と嘆いております(>_<)
とくに、自然を相手にする仕事の方は、
ここ数年、本当にご苦労が絶えないと思います。
僕にとって、この農業はマーケティングする上で、とても大きな学びを得ています。
それは、やはり「種を蒔いて、育てて、収穫する」という喜びです。
よく、ビジネス書には「農耕型のマーケティング」と言い言葉が出てきますが、まさにこのことだと思います。
ニンジンの種を植えたら、必ずニンジンができる。
キュウリの種を植えたら、必ずキュウリができる。
キャベツの種を植えたら、必ずキャベツができる。
本当に、当たり前のことですが、とても勉強になります。
よくある質問ですが・・・
「○○さんにとって、理想的な顧客ターゲットって、どんな方ですか?」と聞いた場合、なかなか答えが出てこないケースがあります。
つまり、ご本人も「どんな種を蒔けば良いのか?」が決まっていないと言うことです。
ただ漠然と「なにか、野菜ができれば良い」ということを、イメージしている方もいると思いますが・・・
その言葉の中には、「なんとか、食って行ければいい」という意味も含まれています。
これでは、結果的に何も収穫できませんよね。
こうやって考えると、
農業はマーケティングする上で、とても大きな学びの場になります。
1.何の種を蒔くのか?
2.どうやって育てるのか?
3.いつくらいに収穫するのか?
たった、これだけのことですが、
実際のビジネスになると、なぜか難しく考えてしまいますね。
だから、マーケティングは面白い!