今日は、起業家として。。。
7月24日は、僕にとって特別意味深い日です。
ちょうど1年前、長年お世話になった会社を辞めて、起業家としての一歩を踏み出した日です。
と言っても、有給休暇がたくさん残っていたので、まだ籍は残っていましたが・・・
それでも明日から会社へ行くこともなければ、仕事の電話も鳴らないので、無職と変らない状況です。
盛大な退職祝いをやって頂き、
二日酔いで迎えた次の日は、何とも言えない不安でいっぱいだったことを覚えています。
起業を決断するまでには、苦しい心の葛藤がありましたが・・・
実際に、多くのサラリーマンは、この葛藤を乗り越えられずに「自分のビジネス」を持つことができません。
才能があり、人格に優れている人でも、
起業する決断ができない理由は「保証が無くなる」ことを恐れているからだと思います。
当時の僕は、
年商30億円を越えるベンチャー企業の幹部として事業部を任されていたので、本当に腸がちぎれる「断腸の思い」でした。
もう、自分が戻る道を残さないことを「退路を断つ」と言いますが、まさにブチッと切ってきたわけです。
ちょうど、自宅を新築したばかりだったので貯金もゼロでしたし、当時の給料は年収800万円近くあったので、ちょっと悩みましたが・・・
「エィ!」と飛び込んでみたら、あっという間に1年が経ち「自分のビジネス」を持つことが出来ました。
僕にとっては、サラリーマンを辞める決断は「退社」ではなく、「卒業」という感覚だったのかもしれません。
また、いろいろなものを手放すことによって、
素晴らしい出会いがあり、何倍も大きなものを受取ることができたのです。
いま思い返しても、
あの時は、素晴らし決断ができたと思っています。