ちょうど1年ほど前・・・
まだ、サラリーマン時代だった頃に、いろいろな経営者の話を聞いたり、本を読んで勉強していたことを振り返っていました。
ただ、その時は、いったい何が目的で勉強をしているのか、自分でもよく分かっていなかったのが本音とところです。
と言うのは、
別に、勉強なんてしなくても毎月給料が振り込まれるので、会社の言われることさえやっていれば良かったのです。
しかし僕には、それがとても不安で仕方がなかった。
不安と言うよりは・・・「何年か先、もしかしたら何十年か先に絶対に後悔する!」という、強迫観念のような恐れが常にあったのです。
その恐れや不安を分かりやすく例えると、「会社=生命維持装置のようなもので、もしも給料明細がストップしたら、数ヶ月以内に呼吸ができなくなる!」
まぁ、大げさな言い方かも知れませんが・・・
それが現実になって、職を失い路頭に迷う人々をテレビで見る度に、とても他人事とは思えなかったのです。
だから、とにかく本をたくさん読んだのです。
特に、ビジネス書を中心に、マーケティング・コピーライティング・セールステクニック・行動心理学・自己啓発など、「焼け野原に立たされても、紙とペンさえあれば生きていけるスキル」を身につけていったのです。
いま思い返すと、31歳~33歳までは自己投資の期間だったと思います。
こうして振り返ってみると、1人の起業家として給料明細がストップした今でも呼吸出来ています。
しかし、いくら本をたくさん読んでも「畳の上で泳ぎ方の練習をしているようなモノ」なので、やはり現実は厳しいのが本音です。
また、最近思うことは・・・「本を100冊読んでもお客様は集まらない」ということです。
それを言ってしまっては終わりかも知れませんが、でも事実です。
はやり、理論だけではダメですね。
とにかく、ヘタでもいいので失敗を恐れず、実践・行動が小さな成功へつながると確信しています。