自分のことを一番知らないのは、わたし――
2011/03/27
こんにちは、渡辺誠司です。
昨日は、岐阜で活躍する女性起業家の方と、新たにお付き合いすることになりました。
とても多才な方で、まるで「忍者」のような方です(^_^;)
忍者と言うのは、ひとつの例えですが・・・
・手裏剣を投げる。
・隠れることができる。
・水の上を歩くことができる。
というように、
ビジネスする上で「あれもできるし、これもできる」という方です。
それにしても「忍者のように多才な方が、なぜ僕に?」と思い、じっくり話を聞いてみたのですが・・・
実は、「他社のことはよく分かるけど、自分のことが一番分からない・・・」という悩みがあったのです。
おそらく、こういう悩みは、ほとんどの方が抱えている共通の悩みだと思います。
もちろん、僕にもそういう悩みはあります。
と言うよりも、
365日・24時間、その業界にいれば、誰だってそうなるでしょう。
そして、知れば知るほど外の景色が見えなくなっていくので、
全く違う角度からアイデアを発想できなくなるというのが、一般的な悩みです。
今回、まず先に取り組むのは、
マーケティングで重要な「5W2H」を、すき間無くピタリ埋めていくことからスタートです。
5W2Hとは・・・
① 場面設定
いつ When
どこで Where
誰が Who
② 出来事が起こる
何を What
どうする How
③ 理由、背景
なぜ? Why
いくらで How Much
行動心理学では、この内容が「直感的に理解できないと、人は行動に移せない」と言われています。
もちろん、お客さんも行動しないと言うことです。
この「5W2H」を埋めることは、とても単純なことに見えますが、
実際に自分のビジネスでやってみると、なかなか一貫性が保てないものです。
なぜかと言うと、
「社会的ミッションが強すぎて儲からない」
あるいは、
「儲け優先で考えると理由や背景が説明できない」
このどちらかの理由でストップしてしまいます。
それがピッタリ合えば、どんなビジネスでも加速するでしょう。
これから、聞いているだけでワクワクするような創造の始まりです。
※山中専務からご紹介頂いた本が、役に立っております。
ストーリーとしての競争戦略 ~優れた戦略の条件~
著者:楠木 建